クラウスヤーゲンとは?意味や由来が衝撃な祭りだった!?
カテゴリ「スイス ヨーロッパ」この記事は約 2 分で読めます。
クラウスヤーゲンとはクラウスの祭り
と言われているスイスのお祭りです。
これはスイスではとても有名なお祭りで
とても盛大に行われます。
何と1000人を超える参加者と
大勢の見物客が詰めかけ、
小さな村が賑やかなになります。
では、実際に参加したい方には
ぜひ知っておいてほしい
「クラウスヤーゲンってどんなお祭り?」
「クラウスヤーゲンの意味や由来は?」
などを紹介していきたいと思います。
クラウスヤーゲンの意味や由来は?
クラウスヤーゲンはスイス・ルツェルン湖岸、
リギ山の麓にある小さな村
「キュスナハト・アム・リギ村」
(Küssnacht am Rigi)
で何百年も続いてきた伝統あるお祭りです。
このクラウスヤーゲンは
「クラウス」「ヤーゲン」
それぞれに意味があります。
まずクラウス(Klaus)とは、
ドイツ語で「聖ニコラウス」のことで、
これは「サンタクロース」と同じ意味です。
そしてヤーゲン(Jagen)とは、
「追いかける」という意味です。
つまり、
なんとサンタクロースを
追いかけるお祭りということです。
もともとは悪魔を追い払うために
カウベルや牛の角笛などの大きな音を鳴らす
という地方土着のお祭りと、
キリスト教の聖ニコラウスのお祭りが
結びついた物です。
その為、
聖ニコラウスの日(12/6)の前日にあたる
12月5日の夜に行われています。
クラウスヤーゲンってどんなお祭り?
このお祭$りの中心となるイベントはパレードです。
このパレードにはチームがあり、
①大きなカウベルを鳴らしながら歩くチーム
②鞭を地面に叩きつけながら歩くチーム
③ブラスバンドで大きな音を出すチーム
が練り歩きます。
そして、
「イッフェレ Iffele 」という紙ででき、
精緻な細工が施された
高く尖った帽子をのせた一団が、
お供の「シュムッツリ Schmutzli“」
連れた聖ニコラウスを追って練り歩きます。
イッフェレは精緻で
芸術的な切り細工が施されている上に、
内側に置いたロウソクの明かりで
ステンドグラスのように照らし出されます。
その光は漆黒の闇の中に浮かび上がり、
幻想的な雰囲気を盛り上げます。
昼間は子供たちによるパレードが、
夜は大人たちによるパレードが行われます。
クラウスヤーゲンのホームページは?
何か困ったらホームページがあるので、
確認して下さいね。
ちなみにこの村はウィリアム・テル伝説にも
ゆかりのある土地だそうです。
郊外を散策すると、
テルを苦しめた代官が
住んでいたというゲスラー城があります。
ここからの眺めもすごいので、
アルプスの麓でのんびり
過ごす一日も良いですよ。