ドイツのたまねぎ市ってどんな?由来,地図は?

カテゴリ「ドイツ ヨーロッパ
2017.01.24
2019.06.04

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みなさんは海外における買い物で

市場を覗いたことがありますか?

 
日本の卸売場だけにとどまらず

世界各国には様々な市場があります。
 

そこで今回は世界中にある市場の中でも

ドイツで開催される「たまねぎ市」

について紹介したいと思います。

たまねぎ市って?いつから続いている?

たまねぎ市は、

ドイツ・チューリンゲン州の

ワイマール市で毎年10月中旬に開催される

たまねぎの市場のお祭りです。
 

起源は1653年にまで遡ります。
 

本来は秋に収穫されるたまねぎの

収穫をお祝いし来る冬に向けて

たまねぎや野菜を買っておく

というイベントです。
 

しかし徐々にほかの野菜や香辛料、

民芸品なども並び、今では

多くの屋台が出るお祭りになりました。
 

ヨーロッパのお祭りであり

移動遊園地も設置され

40万人もの人が訪れる規模の

大きなお祭りになっています。
 
たまねぎ市2

ドイツとたまねぎの関係って?

実はドイツでは

秋の旬の食材といえば玉ねぎ

と言われるほど親しまれている野菜です。
 

玉ねぎをモチーフとした人形や

リースなども売られていて

こちらはお土産にぴったりです。
 

ちなみに、

2016年は10月7日から9日にかけて

開催されました。
 

屋台では、是非オニオンケーキ

「ツヴィーベルクーヘン」

を食べてみてください。
 

ドイツワインによく合い

玉ねぎの風味も満喫できます。
 

たまねぎ市の開催地ワイマールどんな所?

ワイマールは比較的小さな町ですが

ゲーテが暮らし活躍した町として有名です。
 

また、詩人シラーや画家クラナッハ、

ワイマール憲法でも名を知られている

文化の薫り高き小都市です。
 

ゲーテもこのたまねぎ祭りを愉しんだこと

まちがいありません。
 

玉ねぎ祭りのシンボルは、

2色の玉ねぎや花を編み込んだ飾り

「Zwiebelrispen」です。

ゲーテはこの飾りを書斎の机などに飾り

玉ねぎの効用を称えたいう逸話も

残っています。
 
たまねぎ市3
 

たまねぎ市はドイツだけじゃない?

これまで紹介してきたたまねぎ市ですが

ドイツのお隣の国

スイスの首都「ベルン」でも

たまねぎ市が開かれています。
 

こちらは11月の第4月曜日に開催されます。
 

スイスで行われるたまねぎ市の由来は

1405年にベルンの町で大火事が発生した際に

近隣の農家が救援活動を行ったお礼として

ベルンで農作物を売る市の権利を

与えたのが始まりだとか。
 

最初の市は1439年に開かれた

と言われています。
 

その後時を経て19世紀になり

山のような玉ねぎを紐につないで

販売したことから玉ねぎを中心とした市

として、ベルンの冬の名物になっています。

 
ベルンもドイツ語圏の町ですが

ドイツ文化にとって

切っても切り離せない玉ねぎ。
 

どちらの市場を覗いみますか?
 

たまねぎ市交通情報

 
ワイマールへのアクセス:

フランクフルト中央駅から電車で約2時間半

 

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