ヨルダン死海の塩分濃度はいくつ?なぜ高い?生物は?
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世界各地には珍しい絶景スポットが
たくさんあることをご存知でしょうか?
その中でも
ヨルダンにある「死海」
は一風変わった絶景です。
景色を楽しむだけではなく
世にも珍しい体験ができ、
死ぬまでに行きたい!世界の絶景
にも選ばれています。
今回はヨルダン「死海」の特徴である
塩分農度は何%か
なぜ濃度が高いのか
等を紹介したいと思います。
塩分濃度は何%?
アラビア半島北西部に位置し、
イスラエルとヨルダンを分断する塩湖。
その名も「死海」
なかなか恐ろしいネーミングですよね。
名前に「海」という字が入っていますが、
「死海」はあくまで「湖」であり、
湖の名前です。
この湖は
通常の海水が塩分濃度約3%に対して、
「約30%の塩分濃度」
を有しています。
100リットルの湖水の中には
なんと約30kgもの塩が
入っている計算になります。
ここまでくるともはや恐ろしいですよね。
また、
あまりにも塩分濃度が高いため、
生物は生息していません。
生物が生息していない湖は世界でも珍しいです。
死海できる世にも珍しい体験とは?
「死海」は塩分濃度が
尋常じゃなく高いため、
人が湖につかると
手足を動かさなくても、
自然と体が浮く
のです。
手足を全く動かす必要がないため、
湖に浮かびながら、
新聞や本だって読めてしまうんです。
その感覚は大きなゼリーの上に
乗っかっているような感覚です。
一度体験して見たくはありませんか?
しかし、
死海に行く際に注意して
頂きたいことがあります。
それは
絶対に顔をつけてはいけないこと。
また、
傷口がある場合は
体へのダメージが大きいため、
注意して下さい。
なぜ塩分濃度が高いの?
なぜ「死海」の塩分は
こんなにも高いのでしょうか?
その答えは「死海」の
位置する場所にあります。
なんと海抜-423mのところに
「死海」は存在するのです。
そう、
世界で一番低い場所に存在し、
全ての最終地点なのです。
水の流れる先がこれ以上なく、
水が溜まっていく一方の場所です。
水が溜まっていく一方だと
溢れ出してしまうイメージがありますよね。
では、
なぜ水が溢れ出さないかといいますと、
「死海」の特殊な環境のせいです。
「死海」が位置する場所は
夏場では40℃を超え、
冬場でも気温は20℃以上です。
さらに湿度が低いため、
水はひたすら蒸発するのです。
その結果、
塩分だけは蒸発せずに残り、
高塩分濃度の塩湖が生まれたのです。
みなさんのぜひこの不思議な
塩湖に一度行ってみてはいかがでしょうか?
ヨルダン死海 地図
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