エルチェの宗教劇の文化様式,開催日,交通情報は?

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みなさんは文化遺産に登録されている

宗教劇の名を聞いたことがありますか。
 

今回は世界において

文化的価値が高いと認められた

「エルチェの宗教劇」

の文化様式や開催日,交通情報

について紹介したいと思います。
 

エルチェの宗教劇って何?

エルチェ(Elche)は、

スペイン南東部のバレンシア州

3番目の都市です。

 
この町の旧市街にある、

サンタ・マリア教会で行われる宗教劇が、

「エルチェの宗教劇」

(El Misterio de Elche)です。

 
エルチェの宗教劇は、

聖母マリアの死と被昇天、

そして戴冠を

テーマにしたものです。

 
伝承では、

この地域をイスラム教徒の手から解放した

13世紀の頃から上演されていた

という説もあります。

 
また歴史学者の研究では、

15世紀頃に始まったという説が有力です。

 
それでも500年の歴史が

あるということになりますね。
 

南ヨーロッパのカトリック教会の特徴でも

荘厳かつ豪奢な内装と、神秘的な演劇は、

中世の市民にとって、

「神の存在を強く確認する」

行事だったのでしょう。
 

この宗教劇は、

2001年にユネスコの

無形文化遺産に登録されました。

 
◇エルチェの宗教劇の様子

エルチェの宗教劇2

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開催地域の文化って?

バレンシアを始めとする

スペイン南部は中世まで

イスラム勢力の支配下にありました。

 

その影響が建築や文化、

食べ物に至るまで色濃く残っています。
 

15世紀にカトリック勢力が

イスラム勢力をイベリア半島から追い出し

この地域をキリスト教圏にして以来

カトリック信仰の強い地域です。
 
 

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エルチェの宗教劇の様式って?

この宗教劇は、

中世ヨーロッパやビザンチンの様式も

色濃く残しています。

 
劇の原本はバレンシア語やラテン語で

書かれており、

バレンシア地方の文化を

伝承するものとして

文化的な価値も高いものです。

 
一方で近代に入りバレンシア語文化も

消滅の危機に瀕しており、

スペイン政府も文化的価値を認め、

保護活動を強めています。
 

エルチェの宗教劇開催日

毎年8月14,15日の二日間にわたり

開催されます。

 
カトリックの国では、

8月15日が聖母被昇天の

祝日となっています。

 
これは聖母マリアが亡くなるに際し、

肉体と霊魂を伴って

天国にあげられたという

信仰に基づいています。

 

エルチェ交通情報

 

◇エルチェへのアクセス

エルチェはバレンシア州南部の

アリカンテ市から21キロの距離に

位置しています。
 

鉄道ですとアリカンテ経由がわかりやすいです。
 

また、アリカンテ空港が、

エルチェとアリカンテの

中間に位置しているので、

飛行機によるアクセスも便利です。

 
会場となっているサンタ・マリア教会は、

元はイスラム時代のモスクの上に建てられ、

改修が繰り返されて今の姿になったのは

18世紀半ばとなっています。

 
宗教劇の当日、

教会には多くの観劇者が詰めかけ、

歌手と少年少女の構成による聖歌隊の

聖歌にのせて演劇が繰り広げられます。

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